劇団結成25周年である今年、新作公演も中止となり思いがけず立ち止まる時間を得た今、
劇団として一度過去を振り返ることを思い立ちました。
自分たちの創った言葉たちを改めて噛みしめ、舞台ではない場所で表現してみよう。
アットランダムに選んだそれぞれのセリフが、作品の枠を超え『ただの言葉』として、どう表現できるだろうか。
先入観をなくすため作品名も出さず、ただ言葉の表現にのみ挑戦する。
『笑って笑ってときどき泣いて』。
そんな舞台を創り続けてきた私たちの「今」が、観てくれる方々の力に少しでもなれますように。

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WHAT’S PETEKAN

1995年に主宰 濱田 龍司、脚本・演出 本田 誠人を中心に、舞台芸術学院の同期、男5人で旗揚げ。その後、女優3人を加えた8人での活動を繰り広げる。1999年にパルテノン多摩小劇場フェスティバルで最優秀賞を獲得。ロックバンドとコラボした作品や、ライブカメラマン、三浦麻旅子が撮りおろした写真をセットに映し出してのお芝居作りと、純粋な演劇のみならず多ジャンルとのコラボ作品にも定評がある。
2015年より始まった、福島は猪苗代湖で行われる『オハラ☆ブレイク』に蒼々たるアーティストと共に出演。ミュージシャン、竹原ピストルとのジャンルを超えての対バン(2015年)。伊坂幸太郎が書き下ろした『三人の男が猪苗代湖で会う話—スパイ・恋愛・エスケイプ–』(2016年)を上演。ミックスカルチャーフェスティバルの中で異色の光を放つ。
また、ラサール石井、春風亭昇太、声優の田中真弓らをゲストに迎えての本公演が近年、好評を博す。その一方、笑いに特化したコント公演『諸々そこんところ』シリーズが話題を呼ぶ。

脚本・演出、本田誠人の描く劇世界は、どこにでもありそうな日常風景でありながらも、間や空気感を重視している。その独特な演出スタイルと、人間同士の温度や熱を丁寧に描く脚本で近年、注目を浴び、2017年2月に公開となった映画『スプリング、ハズ、カム』で映画脚本デビューを果たす。同年10月にはこの作品をペテカンで舞台化することも話題になっている。

2017年からは新メンバーが加入し、新たな一歩を踏み出すペテカンは「ゆっくり突っ走る」というキャッチフレーズに相応しく、自分たちのスタンスで歩んでいる。